大目マス。
5月 26, 2008 — 23:38

先日届いた海産物の中に、大目マスの切り身が入っていました。

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見た目も味もサケと大差無いんですが、普通のサケよりも脂が多くて、そのせいで少しクセがあります。

ちなみに、北海道で取れると「とき知らず」と呼ばれ、三陸あたりで取れると「大目マス」と呼ぶんだそうですが、
基本的には同じシロザケなんだそうです。前者の方が名前としては認知されているのではないでしょうか?

脂が多いせいで痛みが早いこの魚。

長距離輸送が簡単に出来なかった頃は、それこそ雑魚扱いとして地元で消費されていたそうですが、
最近では関東あたりに持ってくると高級魚扱いなんだそうです。

同じようにホッケとかキンキとか。「昔は(安かったので)、もう食べたく無くなるくらい良く食べた。」と聞いたことがあります。

 

さて。

珍しく生(塩振りしてない)の切り身が届いたので、アラも身も野菜と煮込んで味噌汁にしました。

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表面のテカテカしたのは、全部切り身から出た脂です。(汗

まるでアン肝のような身に合わせるのは、一丁田味噌。

鹿児島の甘い味噌と、三陸のこってり魚のコラボレーションはぜんぜんさっぱりしてないですが、

これ一杯で腹いっぱいになるくらい、満足度の高いものでした。

贅沢を言うなら、冬に食べたほうがいいかも・・・と。

 

<おまけ>

買い物に行ったら見つけました。

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塩バニララッシー。

まずいものでは無いですが、多分二度目は無いと思います。(苦笑