先日、魚でも食べに行こうと出かけたついでに、今まで何故か発見することが出来なかったJR枕崎駅を見に行きました。
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枕崎と言えばカツオ漁で有名ですが、それも今は昔という感が強い今日この頃。もちろん今でも漁はやってますし、
市内の至るところに鰹節工場があったりするのですが、商店街と呼ばれるところはこの辺に良くありがちな寂れ具合を呈しています。
以前から何度か駅前であろうというところには行った事があるのですが、駅自体がどこにあるのか良くわかりませんでした。
ネット上で見かける枕崎駅の写真は、何も無い開けたところにある終着駅というような風情なんですが、
実際にその場所と思われるところに行くとスーパーやドラックストアが並んでいて、いまいち雰囲気が違います。
しかしながら、地図上ではそこに駅があるということになってるので、ここは一つはっきりさせとこうと探索しに行きました。
(大げさに書いてますけど、実際わかりにくいと思います。)
手前から線路を追っていくと、やはりここら辺だろうと思っていたところに駅があるようなんですが、
案内とかが無いなぁと思ったらありました。
この横に看板も立っているのですが、大きさが小さく色合いが地味なので全く気が付きませんでした。
まるで住宅街の路地裏のような通路が、駅に通じるメインストリートです。
これは裏口で表玄関は別にあるんじゃないのと思いたくなりますが、駅に行ける通路はここしかありません。
左に見える変な色の建物は、こちらに良くあるチェーン店のドラックストアなんですが、もともと駅の敷地(今も?)
だったところに建ってるようです。元々はここに駅舎があったりとかしたのでしょうか・・・。
いろいろ考えながら路地を進むと、
駅がありました。改札も無ければ、駅員も居ません。
「日本最南端・始発終着駅」というカラフルな看板が、逆に寂しげでした。
駅の場所が確認出来たので、ついでに海沿いに出てみました。
平日の昼間というのもあるのでしょうけど、人が居ないですねぇ。どこも。
港に行っても静かなもんです。シーズンオフ?だからなんでしょうか。
特に寄るところもなく、まだ時間が早かったので帰りは坊津方面を回って帰ることにしました。
ちょっと走ると、そこはもう自然の海。山の上に風車が回っているので、弁当を食べるついでに近くまで行ってみました。
(←魚料理はコンビニ弁当に変更になってます。)
真下から見ると、呆れるくらい大きな発電用風車。低い回転音を響かせながら巨大な羽が回っている様子は、少し現実離れしているようで、
何となく落ち着きません。たまたま出ていた丸い虹も、不気味に思えるほど。
風車と言えば、この先に風車村って言うのがあったなぁと思って行ってみたら、
手遅れでした。
付近はいろんな花が咲き、ウグイスを初めとするいろんな鳥がさえずり、と実に良い雰囲気なんですが、いかんせん人が居ないし、
通る車も無い。
あとは景色を眺めつつ、少ない燃料に焦りつつ・・・。
笠沙の海はもう夏でした。
今年は海に遊びに行けるかなーと。
>カエルさん。
電車では一生たどり着けないです。
非電化区間なので。
たまには鉄道で最南端を目指す旅とかどうですか?笑
>おーさん。
まだ良い景色のストックがありますので、
乞うご期待?
それにしても暑い!
冷房も扇風機も無い事務所の気温は、
連日35度オーバーな破天荒ぶりです。
枕崎駅って初めてじゃ分かりそうもないですね.電車で行かないとたどり着けそうな気がしない.