コーヒー焙煎のために某所より借りてきました。
その名も「いるいる君」。
この中に生豆を入れて火であぶると、自分好みに焙煎が出来るという優れものです。
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繁忙期に入りまして、恒例のコーヒー大会がいつもの会場で出来なくなり、
今回より場所を変えての開催です。
一見すると北海道の原野っぽくも見えますが、薩摩半島にある某施設の裏の広場ですのでご安心。
今回からしばらくは?こちらでの開催。自分にとってはアウェー参戦となります。
いつもなら棒ラーメン+コーヒーというところなんですが、
水の確保が難しいというだけの理由で棒ラーメン屋は休業とのこと。
屋号を持つプロとしてその姿勢はいかがなものか。
(店主の都合で休みになるなど。いまどき、プロ意識の無い店が多すぎると思いませんか・・・
関係ないですが。)
これは責任問題として糾弾すべきことではないかとも思いましたが、
アウェー初戦でもめ事は避けたい。
ならばということで、いるいる君での焙煎大会にしました。
まず、自分が煎ってみて見本を見せ、続いて某ミュージアムのU氏(家族がいても堂々参戦)
と、
いつもおなじみのS氏(絶賛募集中・何を?)が挑戦します。
とにかく暑さと単純作業が苦手な自分が煎った豆は、生豆の青臭さを十分残した超浅煎り。
苦み重視な豆なのに、酸味メインな仕上がり具合には首をかしげるばかり。
そういえば、いるいる君を貸していただいている某所のH氏も、
耐えられずに自動焙煎器を買ってしまうという暴挙に出てしまったそうで・・・。なかなか壁は高い。
続いてU氏の挑戦。
仕事柄?なのかどうかはさておき、目の前で生豆が変化していく様にご満悦な様子。
グリップ部分が激しく熱くなるいるいる君を、
時折けいれんでも起こしそうになりながらも、
必死に振り続けることしばし。
出来上がりはなかなか美味しそうな感じ。さすがです。
最後はS氏。
前の2人の作業を見て余裕をカマしていたS氏ですが、ここで「日没」
という最大の悲劇が訪れます。
この場所の照明といえば、キャンドルランタンと携帯電話のライトくらい。
当然コーヒー豆の具合など、見れたもんじゃありません。
しかし、ここで完成させてこそ本物!と言わんばかりに作業開始。
暗闇のなか、ガスストーブの上で何かを炙っている様子は、
周りから見たら、危ないことをやってるとしか見えないでしょう。
気がつけばその辺居た人々は、誰も居なくなってますが、そんなことはお構いなし。
「手が痛い」「こういう作業は向いてない」「熱い」などというS氏でしたが、
遮熱のためにグリップに巻いておいたタオルを燃やしつつ、何とか完成。
わずかな明かりで見てみると、これが本日一番じゃないかと思える出来。
さっそくコーヒーを淹れてもらうと・・・なかなかですな!
あまりの暗さと虫の多さに負けて、この日はここで終了となりましたが、
豆の焙煎という新たなテーマが出来たのは言うまでもありません。
次回はいったいどうなるのでしょうか・・・。
(うちも自動焙煎器を買おうかなぁ。。。)
自分たちで焙煎するとは・・・なかなか「つう」な人たちですな。
うちは豆のもちもいいので自分の家で豆をひきます。こっちのほうが香りがたつので好きです。
でも「いるいる君」さえあれば自分で焙煎・・・う~んちょっと興味をそそられますね・・・。
そりゃぁ自動焙煎機でしょ?
レトロにやってもおいしいわけではない
自動といっても微妙な調整がまたオツです。ちなみにそうなると携帯発電機(爆)が必要になりますなぁ