(前回よりつづき。)
岩川を出て、終点まであともう少しというところ。長いことバスに揺られて来た乗客も一人二人と降りて行きます。
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山形屋バスセンターで乗ってきた数名の乗客の中に、一組老夫婦が居た。
足をケガをしていて病院に通っているのか、ばあちゃんは松葉杖を突いていて、そんなばあちゃんをじいちゃんが先導するも、
最近まで自家用車を使っていたのだろうか、バスに乗り慣れない様子で整理券を取り忘れたりして、
ばあちゃんとヤイヤイ言いながら一番前の席に座った。
「病院が遠くてねー、あともう少しで治るんだけどねぇ。」と、付近の乗客と話すばあちゃんの声が聞こえる。
話から鹿児島市内の病院に通っているらしかった。
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そんなばあちゃんが、じいちゃんと一緒にバスを降りたのは、もうすぐ終点というところにある小さな集落の中のバス停。
慣れないじいちゃんの代わりに、両替をするばあちゃん。あいにく万札しか無かったようで、ドライバーから
「どなたか両替お願い出来ませんか~」の一言。と同時に自分の財布を探り出す乗客全員。
こういうところで助け合う習慣があるのは良いところですね。都バスだったらこうは行かないでしょうから。
松葉杖を引きながら、お礼を言いつつゆっくりと降りて行くばあちゃんの背中を見て、
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往復5時間の通院かぁ・・・。
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と思うと、何とも言えない気持ちになります。
民家が数軒集まってるくらいの集落で、確かに便利なところでは無いにしても、
何時間もかけて通院することを普通のこととして良いのかと。
いやもちろん、何か特殊な病気かなんかでわざわざ遠くまで出向いているのかも知れませんけど、それにしても・・・。
医師不足なんかで最近やたらと話題になる医療の問題ですが、こういう現実を見て、
自分があの歳になる頃のことを考えると暗澹としてきます。
何もかも全てが良くすることは出来ないにしても、もう少し何とかならないものかと。
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そんなことを考えつつ、終点・志布志駅に着きました。
ここからは某氏にお願いして、車を買った店まで運んでもらいました。
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買った車を引き取って、某氏のところで夕食を頂き、帰途につきます。走行5万キロの中古車ですが至って快調。これからが楽しみです。
(当日からドッグダイヤに入っていて、
実はこれを逃すと朝まで来ないフェリーを待っているところ。)
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ところでどんな車を買ったのでしょうか?ヒントは次の通り。
1)2ドア定員2名。
2)リアエンジンリアドライブ(RR)の5速マニュアルミッション。
3)エンジンは横置き4気筒。
4)右ハンドルにしました。
安い車がなかなか見つからなくて・・・。ようやく探し当てたって感じ?
引き取りお疲れ様でした(笑)。
でもプチ旅行といった感じで、良い思い出になるかと。
しかし今度のNEW CARは…なんだろう?
外車で2シーター…ポルシェ?分からない。。。
お披露目が楽しみです♪
わかったサンバーだ!!
なんてね(笑)
車の入れ替わり激しいね~♪