先日買ってきましたスバル・サンバー。一応納車整備済みとは言うものの、気になる所はあるということで、
暇を見つけては自分でちょこちょこいじっております。今のところ作業済みなのは、
・ミッション(デフ)オイル交換
・タコメータ到着
・クラッチ調整&グリスアップ
・ミッション周りグリスアップ
・鳥居外し
・アオリロックカバー取り付け(ガタ防止)
・エアクリーナ交換&吸気系不要品排除(笑
という感じ。もう一台のアイどころか、以前乗っていたベンツよりも手が掛かってるような気がしますが、まぁ趣味ですから、
これくらいは・・・。
この中で特に改善を急いだのは、クラッチ・ミッション周りとエンジンの吹けが悪いこと。
年式の割に距離を走ってない?せいなのか、クラッチもミッションも動きが渋くて良くないということで、
まずはクラッチの遊び調整をして、ペダルの遊びをほぼ無しに。この辺は賛否両論あると思いますが、自分的にはペダルを踏んだら、
クラッチがスパっとすぐ切れるのが好みなので・・・ギリギリまで詰めました。ミッション関係は、
さすがにミッションケースを割ることは出来ないので、そちらはオイル交換でごまかすこととして、自分ではリンケージの分解清掃&
グリスアップをすることにしました。作業前は、激しく錆びてたりするんじゃないの?とか思ってましたが、意外と錆は見あたりませんで、
ボールジョイントを軽く磨いたり、ワイヤーを清掃したあとにグリスを塗っただけで、見違えるようなシフトフィーリングになりました。
これだけで0-400で3秒は縮まったんじゃないでしょうか。(バカ)
こうなると気になるのはエンジンの吹けの悪さ。某ぱぱりん師の言う通り、回してしまえば速いエンジンなのですが、
アクセル踏み始めでのモタつきがどうも気になります。以前キャブ仕様のトウディに乗っていた経験を踏まえて、
エアクリーナ手前の余計な物を取っ払うことにしました。エンジンカバーを開けて、エアクリーナ周辺を見てみますと、
案の定エアクリからのパイプが車体フレームにつながっています。ん、フレーム?と思いますが、このサンバーという軽トラ。
フレーム内部の空間をインテークパイプとして利用しているようです
(フロントバンパーまで外してないのでその先がどうなってるのかは予想ですが)。吸気としては、なるべエンジンから遠いところで、
かつその熱の影響を受けないところから、というのは実に理想的なのですが、いかんせん流路径が細い。トルク稼ぎのためとして見るにしても、
これはやり過ぎということで、パイプを取り外しました(爆)。このままだとエンジン&マフラーの熱気を思い切り吸ってしまうので、
いずれ対策することにして、とりあえず外しただけ。
これだけでエンジンレスポンスと吸気音(爆音)は見違えるほど鋭くなり、
4気筒ということでただでさえ薄い低速トルクはさらに薄くなりました。
いわゆる乗用車的な感じになったというとわかりやすいかも知れませんが、自分にとってはこのほうが乗りやすい!ということでOKなのです。
ついでに、ブローバイでドロドロになっていたエアクリーナも交換しました。
エアクリーナを変えつつ、インマニ周りを観察してました。実はこの車、インジェクション車だ!と喜んでいたんですが、
インジェクションはインジェクションでも、シングルポイントインジェクションだったんです・・・。
会社にある同形式エンジンのキャブ周りとパイプの形状が似てるなぁと思ってよく見たら、キャブレターの代わりに、
インジェクターが1個だけ付いてました。爆
キャブからインジェクションへの過渡期の車には、こういう構造のエンジンが沢山ありましたけど、
いまさら自分がそれに当たるとは思って居ませんでした・・・。ついこの数分前まで、EMPIだと思っていたのに・・・。
まぁでも寒い時でも一発でエンジンかかるので、良いということで。苦笑
さて。他に気になるというか、これはどうなんだろう?(苦笑)みたいな箇所は次の通り。
・車屋のおっさんが適当に仕上げた全塗装。塗りは適当だけど、景気よく盛ってあるので、防さびという意味ではいいのか!?
ほんとに景気よく盛って(吹いて)あります。それは下回りも、
同じような具合。こちらはフレームだけじゃなく、ブレーキホースやハブにまでアンダーコートが・・・。サービスしすぎですよ・・・。
でもまぁ、これだけ塗っておけば錆びないんじゃない?っていう安心感はあります。
で、目下のところ一番気になってるのは、これ。
経年で仕方ないところなんでしょうけど、ちょっとなぁと。これはいずれ自分で塗ることにしようと思って居ますが、
某氏の失敗例を目の当たりにしているので、ちょっと怖い。
室内は今のところこんな具合。
至ってまじめな運転席周りです。
ちなみに車高は、
これくらいあります。もともと大きなスペースが空いてましたが、ワンサイズ小さいスタッドレスタイヤを付けたので
(ヤフオクで安かった)、さらにスペースが空きました。やっぱり悪路も走りますからね。これくらいないと林道は走れないですから!
というのは、表向きなセールストークです。
あまり知らない方もいるかと思いますが、エンジンはこんなとこに付いてます。
バンパーを開けるとエンジンが見れます。リアエンジン・リアドライブな、あのポルシェと同じ構造です。かといってポルシェ並なスピードは出ませんが、コーナーが来るたびに味わえる、
転がるんじゃねぇ?という恐怖感だけはポルシェを凌駕していると思います。しかも、ずっと低い速度域で。エコですね。
そんな調子で、ぼちぼち遊んでおります。
カブのエンジンもそうなんですが、サンバーのエンジンは燃調が濃ゆいです。古いタイプのエンジンは概ねそういう傾向が多いようです。代わりといってはなんなんですが、オーバーヒートはしにくいようです。(燃料で冷やす?)
その影響か、サンバーはブローバイガスでエアフィルターが悲しいほど汚れます。(すぐベトベト?)
対策としてはオイルキャッチタンクの増設(バイクみたい^^;;)が良いかと思われます。
ただし、環境にはやさしく無いかもしれません。(んーどうでしょう・・)
遊んでますね~^^
次回の車中泊のときが楽しみです!
サンバーは荷台も含め、いろいろ手をかけれるところがたくさんありそうですね。
私も駐車スペースと時間さえあれば古いイタ車でも買って遊ぶのですけど・・
さっぱり解りませんでしたが、軽トラも奥深いと云う事なのでしょう!
会社支給の車時代は、社長に怒られる程ボコボコ運転だった小生です。(軽トゥデイ、ホンダ?)
>でむぼさん
超扁平。笑
うちはダート用のタイヤなんかにしたいですな。
2駆ですけど。笑
>FUGAさん。
そうですねぇ~。
サンバーの場合、構造上オイルが回りやすいというのもあるようで、
オイルキャッチを付けてるオーナーは結構いるようです。
排気側を大気解放にしなければ、環境的にはOKなんですが、
そこまでやるかなぁ?とも思います。
(が、そのうち取り付けるんだろうなとも思います。笑)
面白いですねぇ~スバルの軽。
>ぱるさん。
ちゃんとした車庫があったら、
もっと古い車でもいじりたいところですけどね~。
趣味と実益を兼ねて、今のところはこの辺で。笑
>はっしーさん。
マットも敷かないと、鉄板の上にテントは寒そうです。笑
>がくだんちょうどの。
今時の車で、いじる余地があるようなローテクかつシンプルな車というと、
軽トラくらいしかないような気がします。
そういう意味ではとても熱いですね。
(トウディ=ホンダです。)
以前、超扁平タイヤのサンバーが
走っているのを見かけました。
予想外に熱い感じでしたwww。