緊張の出国手続きは特に問題なく通過。パスポートに出国のハンコが押されました。いよいよ搭乗です。
いくら出国したとは言え、日本の土地の上での話なので、特に変わった事もなく飛行機へ乗ります。
乗客が揃うや否や、若干巻き気味で動き出す飛行機。空港が混雑しているのを知った上での出発なのかもとは同行F氏の弁ですが、のんびりしているようでそうでもないのがフィンランド人(=機長)気質のようだというのは、これからいろんなところで目にする事になります。
無事に離陸し、窓の向こうには青空が広がります。
ベルトサインが消えると、早速食事の時間。この便では食事が2回と軽食が出るので、結構慌ただしい。トングで摘まれた熱いおしぼり(!)を受け取って、顔でも拭こうと思って前のほうを見たら、もう回収に来てるし。
気になる初機内食のメニューはこんな感じ。
さすがだなぁと思うのは、この表紙のデザイン。植物をイメージしているようにも見えますが、フィンエアの至る所で見かけます。”北欧デザイン”というだけで日本人は大騒ぎしてしまいがちですが、本当の真価はこういう何でも無いところで、当たり前のようにデザインが成されているということに尽きるのではないでしょうか。それは食事が入っている器なんかもこんな感じ。
容器のふたとか、カトラリーが入っている袋とか。無くてもいいんじゃないの?と思いがちなところまで手を抜かず、イメージカラーを使ったデザインを入れているなんてさすがだなぁ!と思ってしまうのですが、現地の人にしたらそんなに凄いことか?程度のことなんでしょうね。それがまた凄いなぁと感動してしまう自分はやはり日本人です。
能書きはともかく、また回収に来られないうちにさっさと頂きます。豚肉と鶏肉が選べたので、豚肉にしてみました。ショウガ焼き?です。
左上にある日本そば(茶そば?)に苦戦しつつ、美味しく頂きました。青い空と白い雲を眺めながらの食事はとても気持ちが良いものです。
箸袋に書いてあった箸の使い方を読みながら、頂いた飲み物はフィンランドのビール、KOFF。
すっかりご満悦です。
食後のコーヒーを頂いていると、眼下に広がる海には流氷が。
これがそのうち北海道に着岸するのでしょうか?飛行機は成田から北上、ロシアやらモンゴルやらを通るルートでフィンランドに向かっています。もうすぐロシアの上空あたりでしょうか。見ただけで寒そうな雰囲気。陸が見えてきたなぁと思うと山があったりして・・・真っ白なだけのように見えて、結構変化があります。連続写真でどうぞ。
日本とフィンランドの時差は-7時間。つまり飛行機は進んでいるのに時間が進んでいないような感じなるため、何となく暗くなってきて夜になるのか?と見せかけておいて、また明るくなってきたりします。眠いようなそうでないような・・・感じになったところで、すかさず軽食の時間。ただいま日本時間で18時半くらい。
軽食で一段落したところで、うとうとし始めると今度は食事(夕食?)の時間になります。時間は20時くらい。フィンエア名物?なんだそうですが、ピリ辛なトマトソースのパスタです。これ、簡単な作りだけどかなり美味しくて、機内食はこれだけでいいんじゃないか?と思えるくらいのもの。
少なくとも日本そばよりは・・・こっちのほうが嬉しい。それにしても食ってばかり・・・に見えますね。笑。眼下にはまた凍った海?が見えて来ました。
カートの上にはに何故か急須。
国際線で飲む日本茶。なかなか味わい深いものがあります。そうこうしているうちにフィンランドが近付いてきました。
眼下には雲海。この綺麗さは今まで見たことが無いほどのもの。
是非画像をクリックして大画像でご覧下さい。
地面の模様が変わり始めたら、いよいよ到着間近です。
<つづく>
>mifinoさん。
結局どこに行くことになったの?
>ぱぱりんさん。
他を知らないのでわからないんですが(汗
他も微妙なんですね。
というか、他でも茶そばが出てくるというのが驚きです。
すごい!!雲海きれい。
ちょっと自分も楽しみになってきた!!!!