何やら台風が接近しております。
昨日は涼しかった風が、今日はどうにも生温かく湿っぽくて非常に不快。こういう日は気分転換にどこかへ出かけようかと思いましたが、どうも風邪を引いたらしく具合が悪い。ということで今日は大人しく家で寝ています。
さて、風邪で寝ていても腹は減ります。あまり食べる気はしないのですが、空腹になると今度は胃が痛くなったりするので、何かを食べることにしました。
冷凍庫に食パンがあったので、サンドウィッチの材料が何かないかと冷蔵庫をのぞくと、そこにあったのは黄色の小瓶。
マスタード?いえいえ。どこかのサイトで知って、(ブログネタにしようと)買って以来冷蔵庫に放置されていたベジマイトです。
(ベジマイトってご存知の方・・・いたらコメントでも下さい。ほとんどの方が知らないかと思ってはいるんですが、いつの間にか流行ってたりしてたら恥ずかしいので。絶対ないでしょうけど。)
何だそれ?って、自分もどこかのサイトで見かけるまでは全然知らなかったのですが、とりあえずパンとかに塗って食べるものとwikipediaには書いてあります。
紹介しているサイトはいくつかあります。が、どこを見ても「美味しい」という評価は見当たらず、「食い物じゃない」というような評価がチラホラ。なんだか良くわからんから、自分でも食ってみないとーと思って買ったまま忘れていたのでした。
それをまた、この体調が悪い時に試さなくても良さそうなものですが、ま、そこはネタですからと、開けてしまったのです。
中身は。。。。
グリースチョコレートのような見た目。まさにチョコレート色。瞬時にその味を想像して「楽勝じゃん」と思いました。が、次の瞬間感じたのは、チョコから漂うはずのないイースト臭。以前パン作りにハマっていたとき、発酵させすぎた生地と同じ臭いがします。
「うーん。」
この見た目と臭いのギャップに、頭のどこかで警報が鳴るような感覚がありましたが、それに好奇心が勝ってしまった自分は、トーストした食パンに塗ってしまいました。
塗ったからには食べなくてはいけないと、写真を撮り忘れるほどテンションが上がっていたので、さっそく実食。
「なんだこれ!」
口に入れた途端広がる強烈な臭い。いや、それは一応想定の範囲内でしたが、想定を超えたのはその味。チョコっぽい色=チョコ味=甘い。と勝手に決め付けていた自分に対して、ベジマイト・トーストは非常に
「塩辛かった」
のです。ま、仮に甘味だとしても、評価は変わらないでしょうが。
これは斬新。”まずい”なんてもんじゃない。”食えない”レベルです。評するならフィンランドの「サルミアッキ」くらい、”アブナイ”味がします。
その必要性はともかく、あえて形容するなら、ビールを煮詰めて塩を大量に入れたような・・・そんな味。御家庭でも作れますよ、たぶん。でもあり得ないですよ?こんな味。
あ、一口食べてパンは廃棄しました。ごめんなさい。
もう少しマシだったら、何とかして消費しようと努力するところなんですが・・・。これは無理でした。
残った黄色い瓶。トースト一枚分しか使ってませんが?誰か要ります?お勧めはしませんが。
しかし、世界にはいろんなものがあるものですねぇ・・・。ジョークやネタにするのも一苦労です。
ほう。
ヱゲレス名物マーマイト(Marmite)も知らんようであるな。似たようなもんだけど。
慣れたら食べられるようになる。むしろ懐かしい。
ええか、好き嫌いしてたら大きくなれんぞ。
イギリスのマーマイトと同じだと思います。
ベジマイトの方が多少お味はマイルドのようですよ。
私も絶対「パス!」の代物なのですが、
イギリス人は子供の頃から食べなれているせいか、結構好きな人多いようです。。。
でも、甘いことを期待するから、期待はずれになったわけですが、
和食の調味料として使ったら、意外と美味しいかもしれませんよ。
>YAB氏
マーマイトが手に入らなかったので、
近くで売ってたベジマイトに手を出した次第。
しかし、おっちゃんは食べられるのか・・凄いなあ。
>ピックムーさん。
ベジのほうがマイルドなんですか・・・あれで。汗
調味料として考えるとどうでしょうね。
味噌汁なんかに入れたら意外と美味しかったりして・・・。
追伸:
「ベジマイトは、その強烈な味を和らげるために、多量のバターやスライスしたまたは加熱して溶かしたチーズと一緒にパンなどに塗られることが多い。」
と、wikipediaに記載があるのを今見つけました。
でも、もう食えません。いや、食いたくありません・・・。