ボロくなって新登場したサンバーですが、合間を見て地味にいじっています・・・というか、とりあえず現状復帰。
マイナスをゼロに戻す作業。
本格的に農作業で使われていた(と思われる)だけに、とにかく汚い我がサンバー。触るところ・
見るところ全てにドロやホコリがたっぷり付いてまして、インパネの裏にうっかり手なんか突っ込もうものなら、あっという間に手が真っ黒。
窓が曇ったのでヒーターを入れれば、生暖かい温風とともにワラの切れっ端が吹き出す始末。これはいけない。というわけで、
インパネ周りを全部バラしてクリーニング作業を開始。あまりの汚さのためカメラ(携帯)に触れることが出来ず、
画像は残っていませんがその作業の一部としてメーターの分解清掃・電球交換の様子だけ。
メーターの電球が切れてると、本気で壊れた時に状況がわからなくなったりしますし、
なんとなくひもじい気分になったりして精神的に良くないので、ここは奮発して全交換。部品商を回って部品を集めて・・・
って何年ぶりのことかと。
メーターの中ももちろんホコリまみれなので、ブロアで吹き飛ばしてパネルを水拭きして綺麗にします。
前面の透明カバーも交換しようと部品を用意しましたが、掃除したら意外と綺麗になったのでそのまま再使用。
可動部分をグリスアップして元通りに組み上げたら終了。
メーターが取り付く部分も、清掃出来るところは綺麗にして樹脂部分にはアーマオール。これを塗るだけで新車の輝き。
死ぬほど辛いスピードメーターのワイヤー取り付けも何とか成功して、とりあえず走れる状態に。
換えたばかりの電球と新品同様な綺麗さのメーターが違和感ありまくり。ここまでで一週間くらい掛かってますが、
その甲斐あって運転席周りだけは乗用に耐えられる程度にまで復帰しました。(笑
皆さんが中古車を買うとき、まともなお店で買った車ならある程度は整備やら清掃やらがされていて、
とりあえず乗る分には文句が無い状態になっているかと思いますが、こういう作業を自分でやっていると、
そこに至るまでの過程でいかに手が掛かってるかがよくわかります。逆に言えば、
どんなボロでも手間暇さえ掛ければある程度は綺麗になってしまうということ。雑誌なんかで、ここをチェックしろ!
みたいなレクチャーが特集されていることがありますが、忘れてはいけないことは、
素人がチェックしそうなところくらい対策してますよ。
by中古車屋
ということ。意地の悪い話ですが・・・。ちょっと脱線。
だから、というわけではありませんが、ウチみたいにボロをボロのまま持ってきて自分で仕上げるというのもアリだと思うのですね。
金が無い奴は手を動かせとは、学生のころバイトをしていたときに自動車整備の師匠が良く言っていた言葉です。
メーター周りが落ち着いたところで忙しくなってしまい、しばらくパネルを外したまま盗難車のような状態で乗っていたのですが、
それもそろそろ・・・ということで、また部品調達。滑って滑ってしょうがないハンドルもこの際交換ということで、
今は他の車のハンドルが付いてます。あとはオーディオ周りを何とかすればとりあえず一段落かなぁと。
オーディオは標準装備のラジオを外してCDデッキを付けて完了!としてしまおうと思ったのですが、ラジオを外したら案の定汚くて
(苦笑)そこの掃除とハーネス制作(スピーカが片方しかなかったりするので配線を引き直したりいろいろ・・・)
に思いの外時間が掛かってしまってます。こちらもボチボチ・・・。
ま、趣味でやってますので。
しかしあまり車いじりにかまけていると、
庭の植物が速攻で藪化。こちらの手入れもしなくては・・・。なんだかんだで忙しい今日この頃です・・・。
緊張の出国手続きは特に問題なく通過。パスポートに出国のハンコが押されました。いよいよ搭乗です。
いくら出国したとは言え、日本の土地の上での話なので、特に変わった事もなく飛行機へ乗ります。
乗客が揃うや否や、若干巻き気味で動き出す飛行機。空港が混雑しているのを知った上での出発なのかもとは同行F氏の弁ですが、のんびりしているようでそうでもないのがフィンランド人(=機長)気質のようだというのは、これからいろんなところで目にする事になります。
無事に離陸し、窓の向こうには青空が広がります。
ベルトサインが消えると、早速食事の時間。この便では食事が2回と軽食が出るので、結構慌ただしい。トングで摘まれた熱いおしぼり(!)を受け取って、顔でも拭こうと思って前のほうを見たら、もう回収に来てるし。
気になる初機内食のメニューはこんな感じ。
さすがだなぁと思うのは、この表紙のデザイン。植物をイメージしているようにも見えますが、フィンエアの至る所で見かけます。”北欧デザイン”というだけで日本人は大騒ぎしてしまいがちですが、本当の真価はこういう何でも無いところで、当たり前のようにデザインが成されているということに尽きるのではないでしょうか。それは食事が入っている器なんかもこんな感じ。
容器のふたとか、カトラリーが入っている袋とか。無くてもいいんじゃないの?と思いがちなところまで手を抜かず、イメージカラーを使ったデザインを入れているなんてさすがだなぁ!と思ってしまうのですが、現地の人にしたらそんなに凄いことか?程度のことなんでしょうね。それがまた凄いなぁと感動してしまう自分はやはり日本人です。
能書きはともかく、また回収に来られないうちにさっさと頂きます。豚肉と鶏肉が選べたので、豚肉にしてみました。ショウガ焼き?です。
左上にある日本そば(茶そば?)に苦戦しつつ、美味しく頂きました。青い空と白い雲を眺めながらの食事はとても気持ちが良いものです。
箸袋に書いてあった箸の使い方を読みながら、頂いた飲み物はフィンランドのビール、KOFF。
すっかりご満悦です。
食後のコーヒーを頂いていると、眼下に広がる海には流氷が。
これがそのうち北海道に着岸するのでしょうか?飛行機は成田から北上、ロシアやらモンゴルやらを通るルートでフィンランドに向かっています。もうすぐロシアの上空あたりでしょうか。見ただけで寒そうな雰囲気。陸が見えてきたなぁと思うと山があったりして・・・真っ白なだけのように見えて、結構変化があります。連続写真でどうぞ。
日本とフィンランドの時差は-7時間。つまり飛行機は進んでいるのに時間が進んでいないような感じなるため、何となく暗くなってきて夜になるのか?と見せかけておいて、また明るくなってきたりします。眠いようなそうでないような・・・感じになったところで、すかさず軽食の時間。ただいま日本時間で18時半くらい。
軽食で一段落したところで、うとうとし始めると今度は食事(夕食?)の時間になります。時間は20時くらい。フィンエア名物?なんだそうですが、ピリ辛なトマトソースのパスタです。これ、簡単な作りだけどかなり美味しくて、機内食はこれだけでいいんじゃないか?と思えるくらいのもの。
少なくとも日本そばよりは・・・こっちのほうが嬉しい。それにしても食ってばかり・・・に見えますね。笑。眼下にはまた凍った海?が見えて来ました。
カートの上にはに何故か急須。
国際線で飲む日本茶。なかなか味わい深いものがあります。そうこうしているうちにフィンランドが近付いてきました。
眼下には雲海。この綺麗さは今まで見たことが無いほどのもの。
是非画像をクリックして大画像でご覧下さい。
地面の模様が変わり始めたら、いよいよ到着間近です。
<つづく>
掃除のおばちゃんより教わったことのメモ。
・春先のこの時期に生えてくる新芽を取ってくる。なるべく太いものが良い。細いものは皮が綺麗にむけない。
・取ってきた芽の皮をむく。方法はいろいろある。
1)水につけてテレビを見ながらコタツの上でむく。
2)粗塩で揉んでからむく。
3)カミソリで削るようにむく。
4)皮はむかず、表面の毛だけ落とす。
などなど。アクが強いので手が真っ黒になるので注意。
(この辺まで見て気が付く人も居ると思いますが、基本的にフキの調理法と同じような感じです。)
・そのままではアクが強いので下ゆでする。
・沸騰したお湯に投げ込んで数分。やわらかくなったらOK。
・塩を若干入れておくとゆであがりの色が綺麗に仕上がる。
・あとは煮物にするなり卵とじにするなりご自由に。
—-以下suka.考察—–
・細くて穴が空いていない以外は食感も風味も含めて殆どフキである。
・ゆであがったツワブキは少し冷水に晒しておくとさらにアクが抜けて良い。(でなければ、茹でた後のゆで汁からすぐ上げる。)
以上。