笠沙恵比寿その2。
8月 12, 2007 — 23:15

(つづき)

海は透き通り、空は青い。

IMG_0553

(ここでカヤック&シュノーケリング)

IMG_0554

(これが漁港だって言うんだから贅沢な話)

IMG_0556 

丁度いい量の昼飯を食べて、午後はちょっとそこまで見学ツアーです。

この辺は、リアス式な地形のために陸地がとても少ない。そんなところで耕作をしようとすると、その畑は必然的にこうなります。

IMG_0557

(下から結構見上げてる)

山の斜面に石垣が並んでいますが、この段々が全て畑になってます。細長い、極々小さい畑が無数にあるのです。しかも、
この石垣は天然石で作られているのですが、

 IMG_0560

こんな石をどこから持ってきたんだ?というくらい、もの凄い量の石が使われています。この調子は畑だけかと思っていたら、
この先にある集落はまさに「石垣の町」でした。

IMG_0562 (見上げる空はいつも青い)

細長い畑に難儀しながら見上げた空に、昔の人は何を見たのでしょうか。

少し走れば、絶景ポイントな集落有り。

IMG_0564

IMG_0566  IMG_0567

ちなみにこの集落も、次の集落も石垣の上に成り立って居ました。もの凄い量の。九州の突端とも言えるこの地に、
ここまでして住まなければならなかった理由とは何なのでしょうか。非常に複雑な想いに駆られます。

そんなこんなで、この見学ツアー。お近くを通る際は是非押さえておきたいポイント目白押しです。
観光地になってないのが不思議なくらいなところでした。

あとは宿に戻って工作をしたり、お話を聞いたり、食って飲んで・・・と。

この辺は写真が無いのですが、出前講座でお話をして頂いたヨット乗りの今給黎(イマキイレ)さん
(とか書くとその辺のオッサンみたいな感じだけど、ヨットで単独無寄港世界一周をやってのけた凄い人なのです。)

のお話に素直に「すげぇ!」と感動しました。こちらはカヤック漕ぐのも一苦労な素人ですからね。
一人でどこにも寄らずに地球回ってこいって言われても、無理ですよ自分には。内容は何にせよ、それを成し遂げようとする情熱と信念くらいは、
目標にしたいなと。

いろんな意味で腹一杯になりましたが、自室でまたいろんな話をしました。

HI380440001

この部屋にいる5人のうち、1人を除いて全員初対面。それでも飲んで話して、何となくうち解けてしまえるのは、人の器のおかげなのか、
土地柄なのか。有意義とはこういう時間のことを言うんでしょう。

そんなこんなで就寝。翌日は朝からカヤックを漕ぎ、海で泳いだり潜ったり・・・お仕事。すっかり日焼けして帰って来ました。

—–

翌日からは連日連泊で通常業務。今日は久々に帰宅してます。


笠沙恵比寿その1。
8月 12, 2007 — 23:14

先日のお出かけは、南さつま市にある笠沙恵比寿というところに行ってました。
先月行った種子島のようなイベントで、そこにインストラクター(爆笑)として行ってきたのですが、何がインストラクション出来るのか、
自分でもわからないのに、とりあえず名札にはそう書いてありました。(汗

HI380438(半年ぶりの朝Mac)

今回 は一泊二日の短い行程で、予定もそんなにタイトでもなく、ゆったりとしたスケジュールだったのですが、
三日前から職場に泊まり込んでいたうえに、前二日はほぼ徹夜状態。気が付いたら朝になってました!な状態でイベントに挑みましが、
近場だったのと初日は特にやることが無かった(!)ので、何とかなりました。

HI380436

(わずか30分でこんなに違う空の色)

HI380437

早朝に鹿児島市内某所に集合して、バスで(自宅の近くを通って)笠沙に向かいます。とにかく爆睡。
看護師の先生に日頃の生活についてお叱りをうけつつ、着いたところは笠沙美術館。ちなみに道を挟んで向かい側には、有名な(?)
杜氏の里があります。ここでは美術館のテラスから海を眺めつつ、歴史家(という表現が正しいのかは謎)の方から、
この辺の歴史について講義を受けます。

IMG_0532

歴史に全く興味が無い自分が聞いても、なかなか面白い話でした。その上、とにかく景色が素晴らしい。

 IMG_0546

お話と景色を堪能したあとは、本日のメインステージ&宿泊場所となります、笠沙恵比寿に向かいます。こちらは種子島の廃校跡と違って、
極々普通の宿泊施設。殺伐としたサバイバル感は全くありませんが、その分快適。

IMG_0552

(「そりゃ納得出来んなぁ」「そこを何とか先生」「まぁいいんじゃないの?」)

 

(つづく)