昨年は惜しくも入手しそびれた、謎の街志布志松山の豪農・Mr.T氏一家が作るお米。新米の季節になり、今年は無事に入手出来るのか?と不安な日々を過ごしていましたが、無事に入手できました。ありがたいことです。
志布志といえば志布志市志布志町志布志にある志布志市役所志布志支所などが有名で、学校のプールにウナギの何かが泳いでいるらしい、なんとなく海沿いの謎な街というイメージが強いのですが(と、勝手に思っておりますが)、先の合併で山手のほうも案外広かったりします。謎の街・松山は、そんな志布志市の山側にある(あった)町で、山間の開けたところに田んぼが広がっているところ。一見山にしか見えないので、行ってみるとその広さにビックリだったりします。
そんなところにあるMr.T氏一家の田んぼで作られたお米は、環境や水、作り手のウデの良さもありまして(ヨイショ)、とても美味しいんです。(昨年は新米が売り切れで古米を譲っていただきましたが、それですらその辺の米よりよっぽど美味しかった。)
うちは玄米を好んで食べるので、モミ付きのお米が一番。ありがたく頂きます。
それにしても、こうして地元産の食材を食べるにつけ、やはり地産地消って理にかなっているんだなと思ったりします。お米に関して言えば、ブランド米は数あれど、住んでいるところの近所で作られた新米が一番美味しかったというのが、いろいろ食べ比べてみての結論です。肉や魚や野菜にしてもしかり。
輸送手段の発達で、それこそ北海道の野菜が鹿児島の末端でも入手出来るようにはなりましたが、地元産のものと比べると、どうしても味は落ちるような気がします。このあたりは、都会にない田舎の強み、ということでしょうね。
この夏、暑いさなか一緒に流しそうめんを食べた知人の訃報を聞きました。
日々美味しいものを食べて暮らせること。そんな幸せを一日でも長く続けられたら良いなと思いつつ、先に行かれた人のまで頑張りたいと思う所存であります。
いつかまた会いましょう!ねーさん。
さて、先日の台風による浸水被害で故障したままになっている家電類を、(主に予算上の理由から)優先順位をつけて順番に買い替えようとしているところですが、まずはその第一弾としましてPCモニタを買うことにしました。
いつもだと貸出用に一台くらい何か持っているのですが今回はそれもなく、かといって仕事でも使うPCが使えないままでは不便でどうしようもないということで、(まず必要になりそうな調理家電類を差し置いて)これです。
今までも様々なイベントにより、その都度買い替えをしてきたPCモニタ。
今回は、持ち物をシンプルにしたいというのと、国内メーカーのものを使ってみようというテーマのもとに、数秒間必死に考えて選んだ結果、届いたのがこれ。
もはや絶滅危惧種となっている感のある、スクエア液晶使用のNEC製19インチ。ほら、営業所で事務員さんのPCで使われているやつですよ、奥さん。
お値段的には安いフルHD液晶が買えなくもない値段がしたのですが、今の時代、ワイド液晶じゃないとどれくらい不便なのか?それを試すため・・・でもなんでもなく、ただデスクが狭いので無理してワイド置かなくても、これでいいんじゃないの?と。シンプルに。
思いのほか重い(モニタ本体だけで5キロ超えてる)箱が届いてまず驚いたのが、
出荷箱がテープ止めされてないこと。メーカーはこれをエコのためと言っているようですが、これ、中身抜けるじゃないですか。(笑)
(S川急便が持ってきたので、途中でフタが開いて中身をぶちまけなくて良かったですよ。)
テープをはがす手間を省くということで、大量購入をする業務ユースをメインに考えているんだろう・・・というか、もはや個人で買うもんじゃないんでしょうねと。
さて開梱して設置します。手順を追うほどのこともなく設置完了。
いやーこの、幅の狭さが不自然というか不安。キーボードの幅とほぼ同じなので、今までのモニタと比べると両端が5センチずつ狭くなりましたね。
デスクの上も、
まるで夜逃げでもしてきたようなスッキリ感。BOSEのスピーカを片付けたせいもありますが、とにかくデスクが広い。これはいい!・・・のか?
とりあえずイラレを起動してみる。
全画面でこんな感じに。ドットもドットピッチもアイコンも文字も、何やらいろんなものがでかい。
内蔵しているアンプスピーカ(1W+1W)にラインアウトをつないで久しぶりに音楽を聴いてみると、スピーカのエッジが金属で出来ているんじゃないか?と思えるほどの抑圧された変な音で、ミュージシャンの方が一生懸命かけたエフェクトの類を全く無効にしてしまう再現性の低さ。これはひどい。(笑)
アンプの特性なのか、何か細工がしてあるのか、ステレオな広がり感だけは薄っぺらくどこまでも広大。ちょっと酔いそうになるくらい。こりゃダメだ。(苦笑)
同じく水没したアンプの代わりを入手するまではこれで我慢するしかないのだけど、これならiPhone内蔵のスピーカのほうが3万倍マシ。今気が付いたけど、Windowsの警告音はやたらクリアに聞こえるあたり、そういうチューニング?なんでしょうね、たぶん。知らんけど。
これを書きながら、かれこれ1時間ほど眺めているのだけど、物凄い目が痛い。問題なのは明るすぎるのと、不慣れな文字の大きさなので、調整で何とかなるんじゃないかと。カタログではIPS液晶と書いてますが、全然それっぽくない画質です、良くも悪くも。よく言えば明るくハッキリしている、悪く言えば目潰し。調整していないこれでプログラミングなんかをやっている職場があったら、死者が出ててもおかしくないくらいの鋭さ。万が一、ウチでも買おうという方がおられましたら、事件が起きる前にモニタの調整をしておきましょう。
それにしても慣れませんね、この比率。幅が狭くなったというより、縦が長くなった気がしています。無意識に横長にウインドウを開いてしまって、下の空間が空いてしまいます。(笑)
全体の作りはさすがにしっかりしています。この辺りは腐っても何とかという感じ。
まぁとりあえず、しばらくこれでがんばってみましょう。