笠沙恵比寿その2。
8月 12, 2007 — 23:15

(つづき)

海は透き通り、空は青い。

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(ここでカヤック&シュノーケリング)

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(これが漁港だって言うんだから贅沢な話)

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丁度いい量の昼飯を食べて、午後はちょっとそこまで見学ツアーです。

この辺は、リアス式な地形のために陸地がとても少ない。そんなところで耕作をしようとすると、その畑は必然的にこうなります。

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(下から結構見上げてる)

山の斜面に石垣が並んでいますが、この段々が全て畑になってます。細長い、極々小さい畑が無数にあるのです。しかも、
この石垣は天然石で作られているのですが、

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こんな石をどこから持ってきたんだ?というくらい、もの凄い量の石が使われています。この調子は畑だけかと思っていたら、
この先にある集落はまさに「石垣の町」でした。

IMG_0562 (見上げる空はいつも青い)

細長い畑に難儀しながら見上げた空に、昔の人は何を見たのでしょうか。

少し走れば、絶景ポイントな集落有り。

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ちなみにこの集落も、次の集落も石垣の上に成り立って居ました。もの凄い量の。九州の突端とも言えるこの地に、
ここまでして住まなければならなかった理由とは何なのでしょうか。非常に複雑な想いに駆られます。

そんなこんなで、この見学ツアー。お近くを通る際は是非押さえておきたいポイント目白押しです。
観光地になってないのが不思議なくらいなところでした。

あとは宿に戻って工作をしたり、お話を聞いたり、食って飲んで・・・と。

この辺は写真が無いのですが、出前講座でお話をして頂いたヨット乗りの今給黎(イマキイレ)さん
(とか書くとその辺のオッサンみたいな感じだけど、ヨットで単独無寄港世界一周をやってのけた凄い人なのです。)

のお話に素直に「すげぇ!」と感動しました。こちらはカヤック漕ぐのも一苦労な素人ですからね。
一人でどこにも寄らずに地球回ってこいって言われても、無理ですよ自分には。内容は何にせよ、それを成し遂げようとする情熱と信念くらいは、
目標にしたいなと。

いろんな意味で腹一杯になりましたが、自室でまたいろんな話をしました。

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この部屋にいる5人のうち、1人を除いて全員初対面。それでも飲んで話して、何となくうち解けてしまえるのは、人の器のおかげなのか、
土地柄なのか。有意義とはこういう時間のことを言うんでしょう。

そんなこんなで就寝。翌日は朝からカヤックを漕ぎ、海で泳いだり潜ったり・・・お仕事。すっかり日焼けして帰って来ました。

—–

翌日からは連日連泊で通常業務。今日は久々に帰宅してます。


Comments:
  • がくだん

    すごい。素晴らしい紙芝居の絵ばかり。
    石垣が築かれているお話、無関係ながら、タイの山岳民族を想い起こさせられました。人は何故其処に住まい生活を築かなければならぬのか?我が故郷の北国も正月に帰省する度に、何でこんな寒い所に住んでいるのだろう?いつも思いますよ。子供の頃はもっともっと物凄く雪だらけで寒かったですし。地球規模で見渡すと、そんなのばかりですよね。
    不思議ですね。

    8月 13, 2007 — 13:58
  • ご苦労様でした・・・
    いやぁ、引っ張りまわしましたね
    いろいろ、ごくろうさまです
    とにかくご苦労様でした
    というわけで、夜は更けていきます
    人生お勉強ですね
    私的には、たのしい余興でした
    いろいろありますが・・・

    8月 14, 2007 — 22:22
  • suka.

    >がくだんちょうどの
    ほんとに。どういう理由があるにしても、もう少しマシなところがあるだろうと。
    うちの本家は海沿いなので内陸よりは暖かいのですが、それでも冬ともなれば掛け布団3枚以上は無いと眠れません。(汗
    >ほりんちさん
    おつかれさまでした。ほんとにいろんなことがあります。
    まさに日々勉強です。

    8月 15, 2007 — 23:21