週末は職場の公園で商工会主催のお祭りがありまして、
一緒に行われるマラソン大会に、有名選手(当初は普通に招待したんだそうですが、
フタを開けてみたらオリンピック内定してしまったという・・・後にも先にもこんなこと無いんじゃないか?とのこと。)
が参加されるとこのことで、一緒に走る人・見に来た人などなど大変な賑わいでした。
ご挨拶させて頂きましたが、間近に見る選手の印象はとにかく「細い!」。いかにも空気抵抗が少なく、速く走れそうでした。
そんなこんなで、賑やかだった週末も終わり、昨日今日はお休み。何となく出掛けたくなったので、家事もそこそこに家を出ました。
まず南下して枕崎方面へ。走ったことが無い県道があったので、そこを走ってみるとなかなかいい景色。
茶畑の向こうに、開聞岳。雲間からの光が海を照らしています。
道はどこまでも真っ直ぐ・・・行った先は海です。(汗
枕崎から海沿いを走って、坊津・笠沙と走っていきます。相変わらず海岸の崖っぷち道路は、平日ということもあって車は皆無。
黒瀬海岸の手前まで来て眠くなったので、1時間ほど昼寝。波の音と日差しが丁度良い。
一眠りしたところで帰宅・・・するにはまだ早い時間なので、このまま海沿いを行けるところまで行こうと思って走り出す。
鹿児島県内でも北部のほうはまだまだ未開の地なので、どこもかしこも珍しい。通過しただけでしたが、薩摩川内の駅前なんか、
とても広い大通りだけど、閉まっている店が多いというような、以前住んでいた清水の商店街のような雰囲気。
続いて通った阿久根の駅前では、以前テレビに出ていた店を発見。交差点の角にある小さい店で、
作業服姿の職人風情な親父がやっています。
パン屋ではなくパン製造業ってのがいいですよね。名物のメロンパンは売り切れていましたが、「明日もまた焼くけぇ。
昼ごろには焼けとぅど。」とのこと。それはまた次回ということで、あんぱんとクリームパンを買いました。
全然変わったところがない、極々普通のパン。珍しくなくとも、それでいいんだという想いが伝わって来ます。クリームパンは、
中のクリームがちょっとザラついていて、いかにも手作りカスタードという感じ。どちらの中身も程良い甘さと量で食べやすい。
人の手で作られた普通のモノって今時結構珍しくないでしょうか。
さてまた走って、今度は出水へ。そういえばツルが渡ってくるのはこの辺だっけ?と思っていたら、ツル飛来地の看板を発見し、寄り道。
稲刈りが終わった田んぼの周りが目隠しで覆われていて、その中から聞いたことがある鳴き声が聞こえて来ます。頭上を見ると、
ちょうど帰宅(?)時間なのか、沢山のツルがどこからともなく集まって来ます。
(ナベヅル)
こんなのが、
見渡す限り、こんなに沢山・・・。写真ではこれだけ?と思われるでしょうけど、このあたり一帯の田んぼには必ずツルが居ます。
とにかく凄い数。自然のツルを見るのは初めてでしたが、とにかくその数に圧倒されました。
さて、この辺まで来ると、熊本まで行けるんじゃない?という気になりますので、さらに北上。
公害で有名な水俣を通った頃には暗くなり始めましたが、帰るのも億劫になってきたので、走りながらホテルを予約(便利な世の中!)。
行けそうなところということで、熊本の八代で一泊することにしました。
八代市役所横のホテルに泊まって、周辺を散策。駅から遠いのに商店街があります。この辺、港由来なんですかね?
今はそうでもないようですが、昔は賑やかだったような雰囲気があります。
暗くなるとさすがに寒いということで、スーパーで酒と食料を買ってホテルへ戻ります。
帰り道、ひなびた感じのラーメン屋の前で、
店内を見つめる猫3匹。そりゃ外は寒いよ。
散々飲み食いして翌朝。近辺を散策して出発。
帰りは球磨川沿いを走って、霧に包まれた人吉を通り、高速に乗って帰って来ました。
球磨川といえば川下りですが、確かにここを川下りしたら気持ちよさそうなところです。これは次回以降に持ち越しですね。
(何しろ洗濯も掃除もしかけて出てきたものですから・・・)
ご無沙汰しておりました。
素晴らしい旅景色!背景画像で頂きたいです。いいですか?