同級生のTが所用で福岡の大牟田に来ているというので、せっかくなので顔を見に行くことに。
一般道経由で片道260キロ。決して近くは無いのだけど。(笑)
依頼されていた納品作業を午前中で終えて、引き上げた大判プリンタを車に積んだまま北上。そのまま一般道で人吉を抜けて・・・のつもりが、朝早くから動いていたせいか早速眠気がきたので、高原ICから高速で松橋ICまで。ずいぶんショートカットしたあとは、一般道の慣れた海沿いの道を走り、河内で塩屋みかんを買う。
ここのみかんは、全国津々浦々のみかんを食べてきた自分が、三大美味しいミカンとして勝手に推しているみかんで、とにかく味が濃く、甘みと酸味のバランスが良くて美味しい。お土産用の箱入りはMサイズ、自宅用のネット入りはちょうど桜島小みかんと同じくらいの小ぶりなサイズで、ネットに5キロ以上入って500円というお徳用ながら味は変わらず美味しいのだからオススメ。
熊本の海沿いにある河内というところは、平地がほとんどない海沿いの傾斜地に所狭しとみかんが植えられていて、みかん畑の狭間に集落がぎっしりと詰まっているようなところ。
みかん山に囲まれて建物が密集している様子はなかなか圧巻ですので、熊本に行かれた際は見に行ってみるといいですよ。
みかんを積んで大牟田までは1時間かからないほど。広めの道が続くのでとても走りやすいのですが、取り締まりも結構多いようなのでご注意。
Tが泊まっているホテル「おおむたハイツ」は、大牟田市街を見下ろす小高い丘?山?の上に建っている。元どこかの企業の保養所だったような建物で、一見どこかの旅館のような広い和室に素晴らし眺望・・・なのだけど、部屋にバストイレ無し(有る部屋もある)という作り。
壁を見れば、何かの事業で付けたと思われるWi-Fiルータがそこらじゅうに・・・おかげでネット環境はまずまずです。
高台にあるだけあって窓からの眺めはとても良いです・・・晴れていればですが。
部屋の天井には業務用エアコンが2基ついてまして、冷暖房の性能は申し分ないですが、つけたままでは煩くて眠れないのはご愛敬。
翌日はささっと早朝撤収。大牟田と言えば松屋があるので、軽い朝飯を食べて一般道を走ります。
大牟田市内の道。新しいところは自転車用の車線が広めに取られていて、とても走りやすそうでした。
何度か走ったことがある道ですが、通るたびに何か発見があるので面白い。
都市部を抜けて山間に入るとイチョウやモミジがちょうど紅葉しているのだけど、あいにくの曇天でどうもイマイチ。
球磨川沿いは瀬戸石ダムの上を渡って対岸の県道を走ってみました。
球磨川と山に挟まれたところに集落が点在していて、そこをさらに鉄道と県道が走っている。
舗装はされているのだけど、ところどころ崩れかけていたり崩れていたり穴が開いていたり。県道というよりは鉄道の保線用道路といった趣で、快走は出来ないのだけど圧倒的な風景のおかげで飽きずに走れる。
人吉には、自宅から一番近い「おべんとうのヒライ」があるので、お土産に「ちくわサラダ」を買う。熊本のソウルフードとして崇めたてられている逸品であるので、見かけたら一度ご賞味頂きたいところ。
都城では、いつも混んでてなかなか寄れないミルクハウスでバニラシェイクを。ここのシェイクは練乳が入っていて暴力的な甘さが病みつきになる一品。これもまた近くにお越しの際はぜひ一度ご賞味頂きたい。
約7時間かかって自宅へ到着。今回ポロで初めての遠出となりましたが、自宅~大牟田は無給油で行けるようです。
これだけ走っても腰がノーダメージなのは、いくらボロでもさすがドイツ車といったところ。いろいろ気になるところはありますが、そこは素直にありがたいなと思いました。
さて次はどこへ行きますかね。